ピアノやキーボードを始める方へ|最初に身につけたいポイント

アップライトピアノとノートパソコンが並ぶ神戸・大阪のDTMレッスン用スタジオの写真

ピアノやキーボードを始めたばかりの方は、練習の進め方に戸惑うことが少なくありません。ここでは、基礎として押さえておきたい要点と、日々の練習に取り入れやすい方法をまとめました。最初にこれらを理解しておくことで、上達までの道筋が明確になります。

目次

スケール|コードワーク

12の調でメジャースケールを1オクターブずつ演奏しています。スケールは覚える要素が多いため、まずは上行だけに集中し、調を少しずつ変えていく方法が身に付きやすいと考えています。今回の演奏はテンポ80ですが、慣れない方はテンポ60ほどが適していると思います。左手はコードのみを弾き、右手のスケールがより明確に聞こえる構成にしています。ゆっくりしたテンポで演奏していますので、練習用や耳の確認にも活用していただけます。

テンポ80で約1分、テンポ60でも3分以内に終えられる内容です。ハノンなどの基礎練習も重要ですが、このスケール練習を一日10分取り入れるだけで、表現の幅は大きく広がります。作曲や編曲においても、AIへの指示や理論に過度に頼るより、実際に鍵盤に触れながら音の流れを感じる方が、インスピレーションが生まれやすいと感じています。

演奏の上手な方、歌の優れた方は数多くいますが、何より大切なのは、自分自身の音楽を心から楽しむことだと思います。

まずは片手ずつ弾いてみる

初心者は最初から両手で弾こうとせず、まずは右手のメロディだけ、あるいは左手の伴奏だけを練習してみましょう。片手ずつ弾けるようになったら、徐々に両手にチャレンジします。短いフレーズや簡単な曲から始めると、挫折せずに練習を続けやすくなります。

メロディだけで演奏して楽しむ

曲の全体を完璧に弾こうとするより、まずはメロディだけで演奏してみることをおすすめします。お気に入りの曲の主旋律を弾くだけでも、演奏の楽しさを十分に味わえます。
慣れてきたら、左手でコード伴奏を追加してみると、一気に曲らしさが増します。

正しい姿勢と指の使い方を意識する

ピアノを弾くときは、まず座る位置と姿勢を確認しましょう。背筋を伸ばし肩の力を抜き、手首が自然にキーボードに向かう角度を保ちます。
指は丸めすぎず、鍵盤に軽く触れる程度で弾くのが基本です。正しい姿勢は長時間の練習でも疲れにくく、演奏の安定性にもつながります。

スケールや分解練習で毎日少しずつ

練習は毎日コツコツ続けることが大切です。具体的には、次のような練習が効果的です。

  • スケール練習:1オクターブずつ片手で弾き、両手に挑戦
  • 分解練習:左手の伴奏と右手のメロディを別々に練習してから組み合わせる

    少しずつでも毎日取り組むことで、指の動きや耳の感覚が確実に鍛えられます。

録音して振り返る、自分のペースでアレンジ

練習の成果は、自分で録音や動画に残すことで客観的に確認できます。間違いや改善点を見つけるだけでなく、自分の演奏を楽しむことにもつながります。
また慣れてきたら、コードを使って伴奏を作ったり、アレンジに挑戦するのもおすすめです。他人と比べず、自分のペースで進めることが上達のコツです。

Summary|この記事の要点

初心者の方も、まずは「楽しむこと」を優先してください。ピアノ(DTM)は長く続けるほどに上達を実感できる楽器です。自分のペースで練習を積み重ね、演奏の幅を広げていきましょう。

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神戸・大阪で受講できるピアノとDTMを組み合わせた作曲・編曲レッスンの様子
メロディとコードワークを実践的に学べます。

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