DTM、ピアノ練習、動画編集に最適な音質と快適性
ミキシングやマスタリング、電子ピアノの練習、動画編集(音声)などに利用するために「AKG-K240MKII」を購入しました。このモデルは定位のバランスや奥行き、広い周波数帯域をカバーしており、低音から高音までバランスの取れた音質でモニターだけでなく、リスニングにも使用できるかと思います。
AKG-K240MKIIの特徴:DTMやピアノ練習に最適な理由とは?
- 15Hzから25kHzまでの広い周波数帯域で、低音から高音までバランスの取れた音質。
- ベロア製のイヤーパッドによる長時間使用でも疲れにくい快適性。
- DTMやミキシング、電子ピアノの練習に最適な設計。
セミオープン型の特性により、オープン型とクローズド型の中間に位置しながらも、音の漏れを抑えつつ自然な音場感を感じることができます。高音域には艶があり、低音域は程良い強さですが、中音域はやや弱いと感じます。現在利用している電子ピアノ専用のヘッドホンはインピーダンス(32オーム)なのに対し、K240MKII(55オーム)なのが気になりましたが、実際に使用してみると十分な音量が出ています。
快適性と長時間使用のための工夫
ヘッドバンドやイヤーパッドの圧迫感に関する意見もありますが、僕の場合は付属のベロア製イヤーパッドに交換することで、長時間のミキシング作業やリスニングでの疲れを軽減できました。またベロア製イヤーパッドは取り外しも簡単で、使用目的に合わせて簡単に交換できます。個人的にはレコーディングにはSONY-900ST、ミキシングや楽器練習にはAKG-K240MKIIが適しているという印象でしょうか。
ポイント
- 音質
15Hzから25kHzまでの広い周波数をカバーし、バランスの取れた音質。低音域から高音域まで艶のある音を実現。ただし中音域はやや控えめ。 - 装着感
自動調節可能なヘッドバンドとベロア素材のイヤーパッドは長時間の使用でも痛みを感じにくい。ただ耳全体を包み込むタイプではなく、やや側圧が強い印象です。軽量なので首肩に負担を感じない。大事なポイントです! - デザイン
セミオープンエアー型の特性を活かし、自然な音の抜けが感じられる。定位と奥行きは定評通りであるが、音漏れが想像以上にあるので外出先では使いにくい。長期間(年数)の使用に耐える想定をした頑丈な構造。
藤沢遼のエッセンス
AKG-K240MKIIは、音質や快適性、そして耐久性に優れたヘッドホンであり、音楽制作や電子ピアノ(楽器)の練習にも適したヘッドホンだと思います。リーズナブルで価格で比較的購入しやすいかと思います。リスニング専用とまではいきませんが、あらゆる場面で活躍が期待できるヘッドホンなのではないでしょうか。
公式サイトはこちら
AKG:K240 MKII(ケー240エムケーツー)