1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災から30年。この記事では、神戸の街が震災で受けた被害の様子と、2025年に撮影した現在の街並みを比較しています。被害状況や復興の過程、ランドマークの変化を写真や映像でわかりやすく記録し、震災の記憶を風化させないことを目的としています。さらに、制作した復興記録動画も紹介しています。今後も記事内容を随時追加してゆきます。(2025.11.24)
阪神・淡路大震災|地震の概要
1995年1月17日午前5時46分、マグニチュード7.3の阪神・淡路大震災が発生し、神戸市を中心に甚大な被害をもたらしました。この地震によって建物の倒壊や火災、交通網の寸断が起こり、多くの命が失われました。地震の恐ろしさと、都市の脆弱性、防災対策の重要性が強く認識されるきっかけとなった災害です。
震災当時の神戸|街並みと被害状況

(1995年日付不明)

(1995年日付不明)

(1995年1月25日)

(1995年日付不明)

(1995年1月17日)

(1995年1月18日)

(1995年7月24日)

(1995年1月26日)

ハーバーランド・モザイク前
(1995年日付不明)

(1995年5月12日)
今では考えられない光景ですが、1995年当時の神戸は、中心街の建物が倒壊し、道路や橋も寸断され、日常生活が一変しました。三宮やハーバーランド周辺では、瓦礫が積み重なり、交通手段もほとんど途絶していました。港の周囲では船舶が被害を受け、港湾施設も損壊。市民は避難所での生活を余儀なくされ、電気や水道、通信の復旧にも時間がかかりました。これほどの被害が一度に発生した都市は、現代の神戸の安全で整備された街並みからは想像しにくい状況です。
神戸の復興と現在の街並み|2025年

神戸阪急百貨店
(2025年1月撮影)

震災の記憶を伝える象徴
(2025年1月撮影)

(2025年1月撮影)

(2025年1月撮影)

(2025年1月撮影)

復興を経た元町の中心交差点
(2025年1月撮影)

外観と周辺の街並み
(2025年1月撮影)

1995年のモニュメントが建つ広場の様子
(2025年1月撮影)

JR神戸線の車両と市街の風景。
(2025年1月撮影)

にぎわいが戻っている。
(2025年1月撮影)
現在の神戸は、阪神・淡路大震災から30年の歳月を経て、整備された街並みと復興の象徴的な建物が立ち並ぶ、安全で活気ある都市へと生まれ変わりました。三宮や元町の中心街は再活性化され、商店街や公共施設も整備され、災害時の避難や生活インフラも強化されています。メモリアルパークや生田神社の参道など、震災の記憶を伝える場所も整えられ、歴史を風化させず、次世代へ学びを伝える役割を果たしています。1995年当時の被害と比べると、現代の神戸の街並みは、安全性と利便性、そして復興の象徴としての価値を兼ね備えていることがよくわかります。
映像記録|復興を動画で振り返る
2025年1月17日に神戸市内で撮影した記録映像では、復興した街の姿と震災から30年を迎えた当日の空気感を、そのまま収めています。写真だけでは伝わらない臨場感がありますので、ぜひ動画でご覧ください。著作権の都合により外部再生はできませんが、リンク先のインスタグラムから視聴できます。
神戸の街並みは大きく変化しましたが、震災の教訓を未来へ伝えることは変わらず重要です。2025年に撮影した映像には、復興を遂げた現在の姿だけでなく、当時を知る人々の思いも重なっています。映像を通じて、過去と現在を振り返り、これからの防災意識を高めるきっかけとしていただければ幸いです。
震災時の犯罪と防犯対策
震災発生時には、空き巣や盗難などの犯罪リスクが高まります。また、避難所では多くの人が行き交うため、ペットが迷子になったり、混乱に乗じて連れ去られる危険もあります。わずかな隙に行方不明になることもあり、混雑の中でトラブルが起きる可能性も考えられます。こうした事態を防ぐには、迷子札の着用や災害用キャリーの準備を整えることが重要です。さらに、避難所ごとにペットの受け入れ方法や管理ルールが異なるため、事前に確認して想定外の状況に備えておくと安心です。

災害時は「安全の確保」「情報の確認」「身の回りの管理」の三つを意識し、必要以上に荷物や財布を外に出さない、夜間の行動を控えるなど、基本的な防犯対策を心がけてください。事前の備えが、混乱時のリスクを大きく減らすことにつながります。
防災の教訓と地震への備え
阪神・淡路大震災の経験から学ぶ防災の教訓は、現代の生活にも欠かせません。家具の固定や避難経路の確認、非常食や水の備蓄など、日常からの備えが重要です。家族で地震発生時の行動や情報収集方法を共有することも、防災意識を高めるポイントになります。さらに、愛犬やペットを含む家族全員の安全も考慮してください。避難時にはキャリーやフード、水、常備薬などを準備し、ペットと一緒に安全に避難できるルートや避難場所を確認しておくことが大切です。
今後発生が懸念される南海トラフ巨大地震や津波への備えとして、日頃から防災計画を確認し、地域の避難場所や情報手段を把握しておくことが、安全な行動につながります。詳細な避難方法や備蓄のガイドラインは、神戸市公式サイトの防災ページをご覧ください。
神戸市:防災・地震への備え
https://www.city.kobe.lg.jp/a46152/bosai/prevention/preparation/guide/index.html
震災の記憶を風化させず、日常からの備えを習慣化することが、神戸だけでなく日本全体の安全にもつながります。
後書き
最後に、映画『男はつらいよ-寅次郎紅の花』(第48作)は、阪神・淡路大震災直後の神戸市長田区(旧菅原市場跡地)が舞台となりました。その作品を見るたびに、当時の記憶が蘇ります。僕も震災後にスタジオでテーマ曲の演奏を収録しました。映画のラストシーンに映る、震災の影響が色濃く残る神戸の風景は、当時の状況を今に伝えています。
その後、一度柴又帝釈天を訪れ、映画の舞台である葛飾柴又の情景に触れながら、感傷深い時間を過ごしました。『男はつらいよ』関係者の皆さんに心から感謝いたします。
写真提供:神戸市
映像及び写真、イラスト提供:藤澤遼
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