ダヴィンチリゾルブ入門|最初に覚えたい編集と色調整

ダヴィンチリゾルブを使った動画編集画面のイメージ
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無償版と有償版の特徴

ダヴィンチリゾルブには無償版と有償版があります。無償版でも編集や色調整に必要な機能は十分そろっています。多機能ゆえに難しく見えますが、基本操作と色調整のポイントさえ押さえれば、スマホで撮影した動画でさえ印象は大きく変わります。

無償版でできること

編集・色調整・音の編集・簡単なVFXまで一通り使えます。4K・60fpsまで対応しているため、YouTube や SNS の動画制作には十分です。多くの人が無償版だけで問題なく作品を仕上げられます。

有償版で追加される主な機能

AIを使った補正(マジックマスク、超解像、音声分離)、高精度のノイズ除去、HDR対応、高解像度編集などが追加されます。無料版より機能が大きく広がり、より高品質な仕上げや快適な作業が可能になります。

どちらを選ぶべきか?

無償版でも有償版と同じように、高品質な映像制作や編集が行えます。操作に慣れてきて「さらに細かく仕上げたい」「ノイズをよりきれいに整えたい」と感じるようになった時が、有償版を検討する良いタイミングです。

素材読み込みからタイムラインまで

ダヴィンチリゾルブは多機能ですが、編集を始める際に必要な操作は多くありません。素材を読み込む、タイムラインに並べる、不要部分を切るといった基本を押さえるだけで、作業が一気に安定します。ここが理解できると、色調整や書き出しまでの流れがつかみやすくなります。

カット編集とトランジションの基礎

編集の中心は、映像のいらない部分を整えるカット作業です。その後、場面のつながりを自然に見せるトランジションやテロップの配置へと進みます。タイムラインを理解すると、映像の構成が見やすくなり、全体をどう仕上げたいかが明確になってきます。

カラーグレーディング

色調整は難しく見えますが、最初に必要なのは「明るさ」「コントラスト」「ホワイトバランス」の三つです。これらを整えるだけで映像は大きく変わります。さらに、シーンに合わせたトーン作りが加わると、作品に統一感が生まれます。

スマホ動画を美しく仕上げる簡単な調整

スマホで撮った映像は、明るさや色味にばらつきが出がちです。明るさや色温度、コントラストを少し整えるだけで印象が一変します。特別な機材がなくても、編集と色調整だけで作品の質を高めることができます。

※ 今後、情報を追記してゆきます。2025.12.9

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